もとおか商工連合会 2002年 春季
広報紙 もとおか通信 17号
3面
「マラソン王国・元岡」が、ますます現実味を帯びてきた。昨年、全国中学校駅伝大会で四位入賞を果たした元岡中女子陸上部をはじめ、県大会で女子とのアベックVを飾って同じく全国大会に出場、十七位と奮戦した男子陸上部の活躍も記憶に新しいところだが、今年に入ってもその勢いに陰りは見られない。地元学生アスリートたちの戦績を追った。
元中陸上男子が優勝、女子も僅差の準優勝 平成十三年度福岡県中学校駅伝競走大会
手始めは今年二月十日、福岡市中央区の大濠公園で開かれた「平成十三年度福岡県中学校駅伝競走大会」。元岡中の男女陸上部が、今年一発目の快走を見せた。
文句なしの好成績を収めたのは男子。六区間=二三・五二・を、一区・浦川拓也→二区・白瀧隆裕→三区・中原知大→四区・原武守→五区・槙嘉昭→六区・高木正典の各選手がつないで見事優勝を果たし、参加した県下十七校の頂点に立った。
おまけにそのタイムも上々だった。六区間の合計タイム・一時間十五分四十三秒は、二位・日の里中(一時間十八分二十秒)に二分三十七秒もの差を付けた。
それだけではない。個人別の成績も抜群だった。二区・白瀧、三区・中原、四区・原武、五区・槙の四選手が区間賞。とりわけ三区の中原選手は、区間新記録の十二分五秒で三・九二・を駆け抜ける活躍ぶりだった。
惜しくも優勝は逃したものの、女子の走りも見事なものだった。参加は男子と同じく十七校。五区間=九・八・を一区・竹下由乃→二区・江頭まなほ→三区・中村英恵→四区・白石祐子→五区・中山博恵の各選手によるリレーで、優勝の高須中に次いで、準優勝に輝いた。
五区間の合計タイムは三十三分四十八秒。高須中とはわずか七秒差だった。また、男子に負けず劣らず、一区の竹下、二区の江頭、五区の中山の各選手が区間賞を獲得した。
新人戦でこれだけに走りを見せられては、地元としてもその活躍への期待が膨らんでくる。冬の大会が今から待ち遠しい。
玄洋高・浜地梨菜選手が学生部連覇と総合優勝 福岡けやき通りレディースロードレース
今年二月二十四日、福岡市中央区のけやき通りを舞台に繰り広げられた「第十七回福岡けやき通りレディースロードレース」でも、元岡・地元勢が目の覚める戦績を収めた。
最も注目が集まったのは、玄洋高二年(現在は三年)の浜地梨菜選手の走り。昨年、同レースの学生の部(五・)を制した健脚は、今年も健在だった。二千人の出場選手中、ただ一人十六分台でけやき通りを駆け抜け、総合優勝の栄冠に輝いた(タイムは十六分五十四秒)。
彼女の小さな体のどこに大学生ランナーもかなわないパワーが秘められているのか、不思議なくらいである。
また、同じく玄洋高の中島彩選手が十六位に入る健闘を見せた。 同レースで活躍した地元勢は、浜地選手だけではない。中学生の部(三・)では、元岡中、玄洋中の選手たちが、上位に多数食い込んで、その強さを見せつけた。
その筆頭は玄洋中・中島梓選手。十一分三十九秒の好タイムで、文句なしの優勝を遂げた。三位には昨年の元岡中のエース・茂木万里江選手が入り、以下、四位に江頭まなほ選手、七位に昨年の元岡中男子のエース竹下正人選手の妹・竹下由乃選手、九位に中山博恵選手と、元岡中三枚看板がズラリと並んだ。
また、玄洋中の山下リサ選手が十一位、同じく玄洋中の松田みどり選手が十四位、元岡中の白石祐子選手が十七位、玄洋中の坂中紋子選手が二十位に入った。
しばらくは地元学生アスリートたちの戦いから目が離せそうにない。


玄洋高の浜地梨菜選手
玄洋中の中島梓選手